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『HATOCOT』とは、屋上スラブ貫通部の通称「ハト小屋」をユニット化したものです。
従来、屋上の「ハト小屋」は屋上のスラブ打設後に、墨だし・型枠・配筋・コンクリート打設・型枠ばらし・防水・モルタル仕上げなど多くの工程があり、その煩雑さゆえに全体工期に与える影響は大きかったといえます。
「ハト小屋」をユニット化したことで工期工程の短縮が図られ、現場での廃材の撤廃にも貢献します。

『HATOCOT』の構成

『HATOCOT』は、上部・中間・下部の3つのユニットで構成されています。

①外形寸法
②有効寸法
③抜き面寸法
④配管立ち上がり寸法
:下部ユニットの足回りの寸法
:実際の配管が施工できる空間の寸法
:中間ユニットにおいて配管やダクトを抜くために許容される範囲を示す寸法
:屋上スラブ面から配管取り出し芯(中心開口の場合)までの寸法

上部ユニット
フタに相当し、取りはずしが自由なので配管工事が簡単に行え、点検・補修・清掃にも便利です。

中間ユニット
配管やダクトなどは、抜き面寸法内を開口することにより取り出せます。
スカート形状部は、下部ユニットの防水層水平固定部を覆い、雨が吹き込むのを防ぎます。

下部ユニット
屋上スラブとの接続や防水層の立ち上がり部を固定する機能を持ちます。
専用アンカーボルトによる一般のコンクリートスラブへの固定方法のほか、デッキプレート、PC、ALCなど各種スラブに取り付けが可能です。




『HATOCOT』の特長

●大幅な工期短縮が可能
ユニット化された『HATOCOT』を設置することで、従来工法での多くの煩雑な工事が省略されます。養生期間も不要となり、設置後直ちに屋上防水工事や設備配管工事に取りかかることが可能です。



●配管設備の維持管理が容易
配管は定期的な点検・清掃が必要です。
『HATOCOT』の上部ユニットが取りはずせるため、メンテナンスが容易です。

●材質はFRC(上部ユニットはFRP)
屋上の厳しい環境を考慮して開発された『HATOCOT』の素材FRC(繊維補強コンクリート)は、コンクリートと比べて凍結融解、耐久性、強度などの面で優れており、吸水率も小さくかつ軽量です。
また、上部ユニットの材質も、軽量で耐久性に優れ、船体等にも使用される素材FRP(繊維強化プラスチック)を使用し、メンテナンスを容易にしております。

●屋上スラブ貫通を必要とする、設備の改修・増設に最適
既存の建物に新たに設備を増設するには、多くの場合、屋上が利用されます。屋上スラブを貫通する施工となり、防水などたいへんな手間を要します。『HATOCOT』を使用することで、経済的で高品質な工事が可能となります。

●多様な用途での実績
『HATOCOT』は、配管やダクトの取り出し用だけでなく、屋上点検口ハッチなど多目的に利用できます。
集合住宅から事務所ビル、病院・特養ホーム、学校施設まで、新築での仕様はもちろんのこと、増改築や空調設備のリニューアル時の使用まで幅広く対応。
すでに10,000を超える現場で採用されています。